EMERALD


《あぁ。可愛らしいお嬢さんだったよ》


クラウスはエマの隣に腰をおろし、空のカップに紅茶を注ぐ


《ど、どうしたんですか?》

《緑の迷宮に案内したよ。楽しんでもらえると嬉しいのだけどね》

《緑の迷宮・・・?》


エマがクラウスの言葉に、反応する


《今、シェリア姫が・・・。まぁ、いいか》


どうせ、自分の役目は終わったようなもの

この先、どうなるかはあの2人次第


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