EMERALD
はっきり過ぎるくらいに、はっきりしたエマの言葉
分かっていることだが、実際言われるとやっぱり傷つく
《でも、運命が貴方たちを祝福するなら・・・》
《・・・・・・・・・・・・エマ?》
小声で呟くエマに、レオナードが話しかける
《うるさい!》
理不尽に、エマはレオナードの頭をわしづかみにした
アイアンクローが、彼女の癖らしい
《い、痛いよ・・・ッ!》
《まずは彼女ときちんと話をなさい。それから、始まるのよ》