EMERALD
エドはレオナードの自室を出ていき、一人になったレオナードはどう行動すべきか悩んだ
《まずは、母上に・・・!》
部屋を飛び出して、レオナードは行動に移した
《レオナード殿下!王妃様は現在入浴中・・・》
《すまない、急いでいるんだ!》
王妃付きの侍女を通り過ぎて、レオナードは母親の元に辿り着く
石鹸の香りが、鼻をつく
《何用だ、馬鹿息子》
《お許しをいただきたく、失礼ながら参らせていただきました》