EMERALD


ただ、知らない方がいい気がして仕方ない

だから、考えるのをやめた


「じゃ、変身しに行こう」


レオナードに手を引っ張られ、世羅は店の中へ入っていく

そのあとを、楽しそうにジャンとエドが追っていく


「いらっしゃいませ・・・・・・レオナード殿下?!」


入った瞬間、正体が分かるほど、彼らは目立つ

分かりやすい


「何をお探しで?」


店員の慌てたような接客に、笑えてしまう


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