この瞬間までに


私はその声に驚き声のした方へ向いた。

そこには男の人が1人立っていた。


「涼平?」


私は何かの幻覚を見てるのか?
夢でも見てるのか?

さっきまでステージで輝いてた
人に会えるなんて…!


「ここで何をしてるの?もう会場閉まってまうぜ?」


涼平が私に喋ってる。
これは現実かっ?


「きっ…今日は、こっコンサートありがとうございました。これからも、がっ頑張って下さい。おっ応援してます!」


なに私言ってるねん!
しかもめっちゃカミカミやん
恥ずかしいわぁ~。

そんな事思ってると


「ありがとう。
気を付け帰ってね?」


私の大好きな笑顔でそう
言ってくれだ。

その瞬間、


『ガチャッ』


「えっっ?」

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