キミまでの距離-アイ-
‥‥‥
「亜依っ!!亜依ってばー。」
「うーん‥。なあに?」
誰かに起こされた私は
寝ぼけながらも
返事をした。
「なあに?‥じゃないよっ!!
こんな朝から学校で寝て!
しかも上野の席で寝てるし‥。
昨日02人で出て行った後
大変だったんだからね!」
あっ!そっかあー‥
昨日、上野と02人で
カラオケ出て行ったんだった‥。
和田くん‥ごめんなさい。
心の中で和田くんに
謝って、
「ごめんね‥。」
眞由にも一応、謝った。
「もういいよっ!!
それで??上野とはどうなったの?
‥まあ、上野の席で
寝てたって事は‥。
だいたい予想つくけどね!」
私は眞由になら
全部言ってもいいと思って
昨日あった事を
全て話した。