Magic card
桜
確かここだったな…。
公園のベンチに座り桜を眺める。
あの頃とあんまり変わってない
ごそ、
ポケットからあの日もらったカードを出す。
『お兄さんに会いたい』
ペンを出し、そう書く。
そういえば、どんな人だったけ…
そうそう確かこういう、
ドキーっ、…
って、えっー、お兄さんにそっくりな人が!!
桜の精とか…
ってそんなファンタジーなことが、
桜がぶわっと舞い散る。
「あっ…」
その人の所にカードがひらりっと落ちていく。
「はい。」
そっけない感じにそう言われカードが渡された。
「あっ、ありがとうございます」
「…あの、もしかしてお兄さんいますか」
「えっ、はい、います。それが、どっ、」
「会わせて下さい。」
腕をつかみ私は言う。
公園のベンチに座り桜を眺める。
あの頃とあんまり変わってない
ごそ、
ポケットからあの日もらったカードを出す。
『お兄さんに会いたい』
ペンを出し、そう書く。
そういえば、どんな人だったけ…
そうそう確かこういう、
ドキーっ、…
って、えっー、お兄さんにそっくりな人が!!
桜の精とか…
ってそんなファンタジーなことが、
桜がぶわっと舞い散る。
「あっ…」
その人の所にカードがひらりっと落ちていく。
「はい。」
そっけない感じにそう言われカードが渡された。
「あっ、ありがとうございます」
「…あの、もしかしてお兄さんいますか」
「えっ、はい、います。それが、どっ、」
「会わせて下さい。」
腕をつかみ私は言う。