Morning moon
「剣!勝負だ!」

奏美はテンションマックスで勝負を挑んだ。

この二人、小学生の時からいつもここで対決をしていた。

結果は剣の圧勝。

奏美は一度も勝ったことがない。

「今年こそは…絶対に…1点取ってやる!」

「俺から点を取るなんざー100年早いぞ!」

ヒートアップした二人に入りこむ隙間はなく、理華はただ見守るしかなかった。

「理華!点数つけてね。」

「あ、わかった。」
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