Morning moon
「あーら剣ちゃーーーん、天才なんじゃなかったかしらーん?」

奏美が嫌味ったらしく、斜め45度の角度でニヤリと笑う。

「うるせー!よし!絶対打ち返してやる!おい理華!手加減すんなよ!」

「ええ…。」

戸惑いながらも、理華はもう一度サーブを打った。

同じことが繰り返された。

今度は反対方向に曲がっていく。
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