Morning moon
「理華は繊細なんだから、気をつけなさいよ。全くもー!ごめんね理華。」

「ううん、大丈夫。私の方こそごめんね。」

そんなこんなで、お昼を食べ終わり、ビーチボールで遊んだりしながら、3時過ぎには旅館に戻った。


今夜も宴会状態になるんだろう。

大人たちは放っておいて、自分たちは花火をやろうと思い、そこで奏美は思いだした!

そうだ!

先輩を誘おう!

我ながら素晴らしいアイデアだと自画自賛しながら、ポーチの中のもらった紙を探す。

「あった!」
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