Morning moon
小さく畳んだメモを大事そうに広げて、窓際の椅子に座った。

早速、電話帳登録をしていく。

それから自分の番号をメールで送った。

もちろん今夜の花火の誘いも忘れずに。

「これでよし!」



夜になって予想通りの宴会

奏美たちも予定通り花火の準備を始めた。

「あのさ理華、沙欄先輩も誘ったの。いいよね?」

「奏美いつの間に連絡したの?」

理華が目を丸くしていた。
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