Morning moon
(何あれ?あいつまさか本当に先輩を?!)
「気にしなくていいです。ささ、行きましょう。」
奏美は先輩を後ろから押しだす形で歩きだした。
残された剣は、面白くない。
この逆パターンを考えていたのに。
「あのやろう…。」
剣の気持ちを思うと理華は苦しくなった。
「剣ちゃんも散歩しない?」
少しでも気が紛れるように提案してみたが
「俺はいい。理華はいいのか?先輩行っちゃったぞ。」
「私は別に…先輩のファンじゃないし…。」
「そうなのか。女はみんなあの人のファンだと思ってたけどな。」
「違うよ、私は…。」
「気にしなくていいです。ささ、行きましょう。」
奏美は先輩を後ろから押しだす形で歩きだした。
残された剣は、面白くない。
この逆パターンを考えていたのに。
「あのやろう…。」
剣の気持ちを思うと理華は苦しくなった。
「剣ちゃんも散歩しない?」
少しでも気が紛れるように提案してみたが
「俺はいい。理華はいいのか?先輩行っちゃったぞ。」
「私は別に…先輩のファンじゃないし…。」
「そうなのか。女はみんなあの人のファンだと思ってたけどな。」
「違うよ、私は…。」