Morning moon
精霊の闇の力に突き動かされ、戦争を始め、自分たちの首を絞める歴史を刻んでしまった。

このままでは世界の均衡が崩れる。

そう思った魔法界の王が、反乱を起こした精霊を封印するため、海の底に祠を作ったのだ。


誰の目に留まることもない、深い深い海の底

光も届かず、闇のみが支配する世界

深海の魚たちだけが静かに暮らすその場所に


これにより精霊界も秩序を取り戻し、人間たちも過去を反省し、現在がある。

奏美のオーラの力は、魔法というよりは精霊の力に近いのかもしれない。


< 178 / 458 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop