Morning moon
それから土手の綻びには近づかなくなった。
なんとなく行ってはいけない気がしていた。
学校では、そろそろ進路に向けて話題をすることが多くなってきた。
理華は、英文科にするらしい。
奏美も、先輩と同じ薬学部を目標にすると話した。
「剣ちゃんはどうするんだろう?」
「さぁ?聞いてみたら?」
「えーーーーそんなの無理!恥ずかしくて聞けないよ。」
「まぁきっと聞かなくたってそのうち自分から言ってくると思うけどね。」
その通り夏休み前になると、剣は自分から進路の話を持ち出してきた。
剣は工学部の情報工学科に行きたいらしい。
三者三様の進路になりそうだ。
こうして3人で戯れるのも、あと一年半。
そう考えると、なんか淋しい。
なんとなく行ってはいけない気がしていた。
学校では、そろそろ進路に向けて話題をすることが多くなってきた。
理華は、英文科にするらしい。
奏美も、先輩と同じ薬学部を目標にすると話した。
「剣ちゃんはどうするんだろう?」
「さぁ?聞いてみたら?」
「えーーーーそんなの無理!恥ずかしくて聞けないよ。」
「まぁきっと聞かなくたってそのうち自分から言ってくると思うけどね。」
その通り夏休み前になると、剣は自分から進路の話を持ち出してきた。
剣は工学部の情報工学科に行きたいらしい。
三者三様の進路になりそうだ。
こうして3人で戯れるのも、あと一年半。
そう考えると、なんか淋しい。