Morning moon
「今回は私の管理不行き届きだ。これからは私の部屋にあるものを勝手に持ち出してはいけないよ。」
「はい、ごめんなさい。」
「それにしても、あの葉をどうして持っていたんだい?まさか奏美が採ってきたのかい?」
「違うの…私はまだ資格がないから勝手に採取できないことはわかってる。おばあちゃんを探さなくちゃって思って、森へ行ったの。
そうしたら、また身体が動かなくなって、王子様が…たぶん王子様が…早くこの葉をおばあちゃんに渡せって…。」
「なんと!王子が?!」
「奏美、王子様を見たの?!」
お母さんが興奮気味に聞いてきた。
「ううん見てない…いつだったか後ろ姿だけは見たけど…いつも身体が動かなくなって、声しか聞けないの。」
「そう…。」
お母さんがほっとしたような残念なような…
「はい、ごめんなさい。」
「それにしても、あの葉をどうして持っていたんだい?まさか奏美が採ってきたのかい?」
「違うの…私はまだ資格がないから勝手に採取できないことはわかってる。おばあちゃんを探さなくちゃって思って、森へ行ったの。
そうしたら、また身体が動かなくなって、王子様が…たぶん王子様が…早くこの葉をおばあちゃんに渡せって…。」
「なんと!王子が?!」
「奏美、王子様を見たの?!」
お母さんが興奮気味に聞いてきた。
「ううん見てない…いつだったか後ろ姿だけは見たけど…いつも身体が動かなくなって、声しか聞けないの。」
「そう…。」
お母さんがほっとしたような残念なような…