Morning moon
「剣ちゃんのライブ行くでしょ?」

「あ、そうだった。絶対来いってうるさかったな。」

「…。」

「ごめん、理華。」

「いいのよ。大丈夫。」

必死の笑顔で理華は答えた。

後半の係りと交代の時間がやってきた。

ライブまではまだ時間があるので、少し他のクラスを覗いてみることにして、校舎の中をうろついた。

自作映画を見てるとライブに間に合わなくなるので、駄菓子を売ってるクラスなんかをひやかした後、体育館へ向かった。
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