Morning moon
生徒会選挙は、会長に剣しか立候補しなかったため、信任投票になった。
全校生徒のほとんどは、生徒会に興味はなかったので、立候補=決定という認識で、当然のことながら剣の当選は確定した。
それでも一応の選挙活動というのを、しなくてはいけないので、剣は一人で手作りのたすきをかけ、毎朝校門のところに立ち、演説を行っていた。
「みなさんおはようございます。わたくし中津川剣は~この度生徒会長に立候補いたしました。
わたくしは~この学校で~明るく楽しい生徒会を目指していきたいとー思います~。」
正直誰も聞いちゃいない…
だけど剣は、奏美への想いを断ち切る決意をし、この大きな節目に決着をつけたら、理華に向き合おうと考えていた。
その意義も込めた、自分自身との戦いだった。
会長なんてどうでもいい(そんな気持ちでやってはいけませよ、本当は)
ただ自分自身をさらけ出し、中津川剣という人間をアピールすることで、これから自分のすることに責任を持ちたかった。
それともう一つ、、沙欄先輩に対抗意識も少しだけ…。
全校生徒のほとんどは、生徒会に興味はなかったので、立候補=決定という認識で、当然のことながら剣の当選は確定した。
それでも一応の選挙活動というのを、しなくてはいけないので、剣は一人で手作りのたすきをかけ、毎朝校門のところに立ち、演説を行っていた。
「みなさんおはようございます。わたくし中津川剣は~この度生徒会長に立候補いたしました。
わたくしは~この学校で~明るく楽しい生徒会を目指していきたいとー思います~。」
正直誰も聞いちゃいない…
だけど剣は、奏美への想いを断ち切る決意をし、この大きな節目に決着をつけたら、理華に向き合おうと考えていた。
その意義も込めた、自分自身との戦いだった。
会長なんてどうでもいい(そんな気持ちでやってはいけませよ、本当は)
ただ自分自身をさらけ出し、中津川剣という人間をアピールすることで、これから自分のすることに責任を持ちたかった。
それともう一つ、、沙欄先輩に対抗意識も少しだけ…。