Morning moon
ティーポットに茶葉を入れながら、ミリーは嬉しそうに微笑む。
「このお茶ね、お義母様から頂いたの。」
「お義母様ってことはロランの?」
「そうよ。とても良くしてくれてるわ。」
「良かったねミリー。人間界じゃ、この関係を『嫁姑』って言って戦争状態になることもあるのよ!?」
「そうみたいね。でも、お義父様も穏やかな人で、あの夫婦に育てられたロランと結婚出来て本当に幸せよ。それに産まれてくるこの子もね。」
ミリーは膨らんだお腹を手でさすった。
「お腹触ってもいい?」
「あ、いいわよ。どうぞ。」
奏美はおっかなびっくりミリーのお腹に手を乗せた。
「あ、蹴ったよ今!すごい!」
胎児がお腹の中で動いている。
どうやら蹴とばしているみたいで、その振動が手に伝わってきた。
「このお茶ね、お義母様から頂いたの。」
「お義母様ってことはロランの?」
「そうよ。とても良くしてくれてるわ。」
「良かったねミリー。人間界じゃ、この関係を『嫁姑』って言って戦争状態になることもあるのよ!?」
「そうみたいね。でも、お義父様も穏やかな人で、あの夫婦に育てられたロランと結婚出来て本当に幸せよ。それに産まれてくるこの子もね。」
ミリーは膨らんだお腹を手でさすった。
「お腹触ってもいい?」
「あ、いいわよ。どうぞ。」
奏美はおっかなびっくりミリーのお腹に手を乗せた。
「あ、蹴ったよ今!すごい!」
胎児がお腹の中で動いている。
どうやら蹴とばしているみたいで、その振動が手に伝わってきた。