Morning moon
「スーツかワンピースか悩んだんですけど、この色が気に入って決めたんです。」
「相葉さんに似合う色だね。その常盤緑。」
「え?」
常盤緑ってあまり普通の人は使わない言葉。
沙欄先輩から聞かされてちょっと驚いた。
「ごめん、わかりにくかったよね。薬草ばかり見ているから、緑色には少しうるさくなってね。微妙な色の違いがあるだろう?」
(なーんだ、そういうことか)
「ちょっとびっくりしました。常盤緑って言葉は知ってたんですけど、普通あまり使わないから。」
「驚かせたお詫びに今日は素敵なレストランを予約してあるから。時間は大丈夫?」
「大丈夫です。先輩と約束してるって言ったら、おばあちゃんも安心してました。」
「ああ、あのおばあちゃまだね。」
先輩はそう言って、身支度を整え始めた。
「相葉さんに似合う色だね。その常盤緑。」
「え?」
常盤緑ってあまり普通の人は使わない言葉。
沙欄先輩から聞かされてちょっと驚いた。
「ごめん、わかりにくかったよね。薬草ばかり見ているから、緑色には少しうるさくなってね。微妙な色の違いがあるだろう?」
(なーんだ、そういうことか)
「ちょっとびっくりしました。常盤緑って言葉は知ってたんですけど、普通あまり使わないから。」
「驚かせたお詫びに今日は素敵なレストランを予約してあるから。時間は大丈夫?」
「大丈夫です。先輩と約束してるって言ったら、おばあちゃんも安心してました。」
「ああ、あのおばあちゃまだね。」
先輩はそう言って、身支度を整え始めた。