Morning moon
「実は僕も魔法使いです。そして王子なのです。」
「えーーー!!!!!!????」
お父さん45年生きてきて人生最大の衝撃。
お母さんも驚きを隠せない。
偉大な花摘み師を母に持ちながらも、自分は覚醒しないまま終わった魔法使い。
なのに娘は王子と結婚?!
「ちょ…ちょっと考える時間を頂戴。といっても王子様の結婚相手はもう覆ることはないから、奏美が王家に嫁ぐ事実は変わらないけど、私の心の準備が…。」
「私は何がなんだかさっぱりわからんぞ!」
混乱する二人に奏美が順を追って説明した。
王家の人間は、最初に目があった生娘と結婚する決まりになっている事。
奏美が小さい時おばあちゃんに連れて行かれて王子とは目が合ってしまった事。
その事実を伏せていたため王妃からとんでもない条件を出された事。
「えーーー!!!!!!????」
お父さん45年生きてきて人生最大の衝撃。
お母さんも驚きを隠せない。
偉大な花摘み師を母に持ちながらも、自分は覚醒しないまま終わった魔法使い。
なのに娘は王子と結婚?!
「ちょ…ちょっと考える時間を頂戴。といっても王子様の結婚相手はもう覆ることはないから、奏美が王家に嫁ぐ事実は変わらないけど、私の心の準備が…。」
「私は何がなんだかさっぱりわからんぞ!」
混乱する二人に奏美が順を追って説明した。
王家の人間は、最初に目があった生娘と結婚する決まりになっている事。
奏美が小さい時おばあちゃんに連れて行かれて王子とは目が合ってしまった事。
その事実を伏せていたため王妃からとんでもない条件を出された事。