Morning moon
約束の日、沙欄は実験結果を持って奏美を待った。
奏美はクローゼットを抜けて森に入ると、切り株に座っているその姿を発見して、慌てて走りだした。。
「先輩!すみませんお待たせしちゃいましたか?」
「いや、僕が早く来たんだ。奏美に知らせたいことがあって。」
「え?」
そう言って、ある植物を見せた。
「これは?」
「僕が研究した植物だよ。魔法界のものと人間界のものを掛け合わせてみた。」
「えー?」
「王妃の課題を覚えているよね。僕らの結婚式に人間の二人を出席させろって。」
「はい…色々な魔法を調べたけど、まだわかってません…。」
「僕が研究したかったものの一つはこれなんだ。魔法界と人間界を繋ぐ物質。これを見つけたかった。」
「もしかして…?」
奏美はクローゼットを抜けて森に入ると、切り株に座っているその姿を発見して、慌てて走りだした。。
「先輩!すみませんお待たせしちゃいましたか?」
「いや、僕が早く来たんだ。奏美に知らせたいことがあって。」
「え?」
そう言って、ある植物を見せた。
「これは?」
「僕が研究した植物だよ。魔法界のものと人間界のものを掛け合わせてみた。」
「えー?」
「王妃の課題を覚えているよね。僕らの結婚式に人間の二人を出席させろって。」
「はい…色々な魔法を調べたけど、まだわかってません…。」
「僕が研究したかったものの一つはこれなんだ。魔法界と人間界を繋ぐ物質。これを見つけたかった。」
「もしかして…?」