Morning moon
「やだっ…恥ずかしい…。」
ロランの兄であるサランと結婚したら、奏美はミリーの姉になる。
それが手の届くところにまで迫ってきていることを実感して、気恥しくなった。
お茶を入れてもらい、雑談しているとロランが帰ってきた。
「いらっしゃい兄さん。」
「ああロランおかえり、忙しいところ悪かったね。」
「いやいいですよ。それより何か進展でも?」
4人が揃って落ち着いたところでサランが切り出した。
「実は王妃から出されていた課題をクリアする目処が立ったんだ。」
持っていた瓶から奏美に見せたのと同じ植物を取りだした。
「この植物は、魔法界と人間界にあるものを掛け合わせたんだ。」
「掛け合わせる?」
ロランとミリーは掛け合わせという言葉に馴染みがなかった。
ロランの兄であるサランと結婚したら、奏美はミリーの姉になる。
それが手の届くところにまで迫ってきていることを実感して、気恥しくなった。
お茶を入れてもらい、雑談しているとロランが帰ってきた。
「いらっしゃい兄さん。」
「ああロランおかえり、忙しいところ悪かったね。」
「いやいいですよ。それより何か進展でも?」
4人が揃って落ち着いたところでサランが切り出した。
「実は王妃から出されていた課題をクリアする目処が立ったんだ。」
持っていた瓶から奏美に見せたのと同じ植物を取りだした。
「この植物は、魔法界と人間界にあるものを掛け合わせたんだ。」
「掛け合わせる?」
ロランとミリーは掛け合わせという言葉に馴染みがなかった。