Morning moon
ロランとミリーに見送られ、二人は城へ向かった。
今日行くことは予め伝えてあったので、跳ね橋は渡されていて、歩みを止めることなく城内へと入れた。
王と王妃に対面して、奏美の身体は固まった。
あれ以降顔を合わせていない、久しぶりの対面なのだ。
「父上、母上、今日はご報告があって参りました。」
「待っておったぞ。」
「僕は人間界で、魔法に頼らずある研究を続けてきまいした。それがこれです。」
先ほどロランに見せた植物を瓶から取り出して見せた。
「これは魔法界と人間界にある草を使い、二つと良い所だけを取り出し作り上げました。」
「ほお。」
「この植物に含まれる成分が、人間を数時間ですが魔法界に留まらせる働きを持っています。
これを使えば、奏美の両親を式に招くことが可能です。」
自信満々に言いきった。
今日行くことは予め伝えてあったので、跳ね橋は渡されていて、歩みを止めることなく城内へと入れた。
王と王妃に対面して、奏美の身体は固まった。
あれ以降顔を合わせていない、久しぶりの対面なのだ。
「父上、母上、今日はご報告があって参りました。」
「待っておったぞ。」
「僕は人間界で、魔法に頼らずある研究を続けてきまいした。それがこれです。」
先ほどロランに見せた植物を瓶から取り出して見せた。
「これは魔法界と人間界にある草を使い、二つと良い所だけを取り出し作り上げました。」
「ほお。」
「この植物に含まれる成分が、人間を数時間ですが魔法界に留まらせる働きを持っています。
これを使えば、奏美の両親を式に招くことが可能です。」
自信満々に言いきった。