Morning moon
「奏美さん。よくがんばりましたね。サランとの結婚を認めます。幸せになるのですよ。」
「はい…。」
全てが上手くいった瞬間だった。
「結婚を認めて頂いてありがとうございます。それからお話してあった通り、僕は人間界で暮らします。
王位は弟のロランに譲渡したい。」
これはすでに王と王妃の耳に入っていた。
しかしまた気が変わることを願い、この時まで据え置かれた問題だった。
「その決意は覆らぬのか?」
「はい。」
「サラン!考え直して頂戴!」
「もうロランにも話してあります。それにミリーは頭の良い娘です。
すでに自分が王妃として今後どう振る舞うべきなのか、しっかり考えています。
それに時期王位継承者となるアランのことも。」
「ミリーに話したのですか?」
「はい…。」
全てが上手くいった瞬間だった。
「結婚を認めて頂いてありがとうございます。それからお話してあった通り、僕は人間界で暮らします。
王位は弟のロランに譲渡したい。」
これはすでに王と王妃の耳に入っていた。
しかしまた気が変わることを願い、この時まで据え置かれた問題だった。
「その決意は覆らぬのか?」
「はい。」
「サラン!考え直して頂戴!」
「もうロランにも話してあります。それにミリーは頭の良い娘です。
すでに自分が王妃として今後どう振る舞うべきなのか、しっかり考えています。
それに時期王位継承者となるアランのことも。」
「ミリーに話したのですか?」