Morning moon
「音成は生徒会長だしな、全校生徒の顔と名前は把握してるんだよ。」

「うそっ!」

それに対し先輩は無言で微笑んでるだけだった。

「先生、僕も何かお手伝いしましょうか?」

「あ・あぁ、そうだな。その方が早く終わる。頼めるか?」

「もちろん。」

ひょんなことから、先輩と一緒に実験の準備をすることになった。

(どうしよう心臓バクバク…

まずい…非常にまずい…

またオーラ出しまくると、何が起こるかわからない!)

歩きながら、どうしようか考えあぐねた。
先生の後ろを先輩と並んで歩く。

「相葉さん。大丈夫だよ心配しなくても。」

「はい…。」
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