Morning moon
「大丈夫?」

「ごめんなさい…。」

先輩は奏美の手から籠を奪うと、一番近くの机に置いた。

一瞬触れ合う指と指。

奏美のオーラが爆発した。

傍にあったアルコールランプに火がともる。

もちろん誰も触ってない。奏美のせいだ。

< 53 / 458 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop