Morning moon
奏美はお茶を一口飲んだ後、切り出す。

「ねえ、おばあちゃん。今日森でね花を見つけたの。」

「おやまぁ。そんなところまで行ってきたのかい。」

「うん。いつも蜜飲ませてもらってるから、お花を摘んでお土産に持って帰りたかったの。」

「えっ!?」

おばあちゃんがかなり焦っている。

「大丈夫。銀髪の馬に乗った人が私に警告してくれたの。摘むべき人でないと枯れてしまうって。」

「ああ、そうかい。」
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