ひと夏の経験






「奈々香帰るぞ」



放課後、自分の席から一輝がそう言った。



まだ睨まれている。

「う、うん」




と一輝のもとまで走った。



2人で帰ろうとした時、
後ろから誰かが走ってきた。




「一輝くん!」



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