フッてくれて有り難う【季節短編】




いつものように自転車で学校に行き、いつものように友達と朝の挨拶を交わす。


そう、いつも通り、にしようとしてる。


でも何をするにも心臓はバックンバックン。


私の中に、何か別の生き物がいるみたいに。


でも、誰にも知られたくない。


誰にも教えちゃいけない。


私があの人の事好きだって。
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