君と奏でるうた
「優梨。入るわよ。」
そのとき、あたしは・・・
ポツンと一人でボーっとしていた。
今日は日曜日。なのに心は全然晴れてない。むしろ淀んでる・・・
「何?」
短い返事をした。めんどくさかったし・・・
ガチャっ

お母さんがあたしの部屋にはいってきた。
「優梨、ピアノは?」
「ピアノはもーやめたの」
「え?」
お母さんは 何いってんの?みたいな目で見てきた。
「やめたっていってんでしょ?お母さんには関係ないっ!」
お母さんを押してドアを閉めた。



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