Black★Joker【完結】
「龍馬こそ、今日はずいぶん早いんだね」
「俺は午後の授業はお休みしたからな」
「お休みじゃなくてサボったんでしょ?」
「サボったんじゃなくて、お休み」
「……どっちでもいいよ」
僕はテーブルを挟んで龍馬の前のパイプ椅子に腰を下ろした。
「なぁ、お前なんか今日変じゃね?」
「……何が?」
「俺、何かした?」
龍馬はテーブルの上に頬杖をついて僕をジッと見つめる。
メニュー