Black★Joker【完結】
「どこの誰だか知らないけど、優と関わり合うのを止めさせたくてね。脅されてるなら警察にも相談しなくちゃ」
「でも、そのバイクの人は……優の友達かもしれないし……」
現に、龍馬と優は友達でありバイト仲間でもある。
何とかフォローしようとそう言うと、おばさんは目の端を吊り上げた。
「バイクに乗るような友達なんて優には必要ないわ」
あれ……?おばさんって、こんなこと言う人だったっけ?
ピシャリとそう言って退けたおばさんに思わず言葉を失う。