Black★Joker【完結】
でも、まぁいいか。
一応連絡はいれられた。
それに美空ならきっと『メソ男とらー』だけでも分かってくれるだろう。
自分自身を納得させていると「龍馬……ヤバいよ……」メソ男が俺の腕をバンバンと叩いた。
「んだよ、痛ぇな」
イラっとしながらメソ男に視線を移すと、メソ男は前方を指差した。
「……マジ?めんどくせぇ……」
ジリジリと俺達に歩み寄ってくる人影。
その正体に気付いた俺は、思わず深い溜息をついた。