Black★Joker【完結】

「こんな遅くまで何してるの?勉強はどうしたの?」


「……勉強なら、ちゃんとしてるよ?」


靴を揃えながら母さんの顔色を伺う。


だけど母さんは疑いの眼差しを僕に向ける。


「優、あなた誰かに脅されたりしてない?」


「何で?まさか」


思わず手の平に嫌な汗をかく。



「それなら最近一緒にいるバイクに乗ってる子は誰?」


「……え?」


母さんの言葉に僕は思わず固まった。
< 158 / 381 >

この作品をシェア

pagetop