Black★Joker【完結】
「ダメ」
でも龍馬はニヤッと笑ってあたしの唇に人差し指を押しつける。
「……何で?」
自分から誘った手前、断られると恥ずかしさで胸がいっぱいになる。
聞き返すと、龍馬は照れ臭そうに頭をかいた。
「俺、野外はあんまり好きじゃないんだわ」
「え?」
「これ以上続けると、このまま押し倒しちゃいそうだから。それでもいいならするけど?でもここじゃ痛そうだし無理だな」
「……もう!!龍馬のエッチ!!」
あたしがそう叫ぶと、龍馬は「男はみんなエロいんだよ」と言ってあたしを横目で睨んだ。