Black★Joker【完結】

友達 龍馬サイド


【龍馬サイド】



「じゃあね!!またメールするから」


「おう。またなー」


美空を家まで送った後、俺は美空の家の隣にあるメソ男の家を見上げた。


「ったく。バイト辞めんの早ぇーよ。焼き肉と俺の時給アップがかかってんのに」


でもまぁ、メソ男がそれなりに一生懸命仕事してたの店長も知ってるし大丈夫か。


客にも好評だったし、あいつはああ見えて案外接客業に向いているようだ。



それに今の一番の問題は……川上だ。


俺を逆恨みするだけじゃなく、メソ男にまで。


メソ男がバイトを辞めるのは得策だ。


俺と一緒にいなければメソ男が被害を被ることはないだろう。


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