Black★Joker【完結】
衝撃 優サイド
【優サイド】
母さんは龍馬が家に来た日を境に僕への監視を更に強めた。
学校が終わって真っ直ぐ家に帰らないと携帯に何十回と電話をかけてくる。
僕が出るまで、母さんは絶対に諦めたりしない。
「参考書を買いに行ってくるね」
日曜日の夕方、僕は母さんに嘘をついて家を抜けだした。
母さんは一緒に行くと言って聞かなかったけど、何とか一人で行くと押し通した。
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衝撃 優サイド