Black★Joker【完結】
ベッドに仰向けに寝かされてその上に龍馬が馬乗りになる。
慣れた手つきで制服のブラウスのボタンを外していく龍馬の長い指。
その指が少し肌に触れるだけでも全身に電気が走ったみたいにビリビリと痺れる。
今まで感じたことのない感覚が全身に走ってギュッと目を瞑る。
「無理ならやめる」
すると、龍馬はピタリと動きを止めてあたしの髪を優しく撫でた。
「俺、バカだけどさ我慢くらいは出来るから」
「龍馬……」
「どうする?」
……選択の余地なんてないよ。
だって、あたしも龍馬と結ばれたいんだから。
「……いいの。続けて?」
龍馬の首に両手を回してギュッと力を込めると、龍馬はあたしのブラウスの中に手を差し込んだ。