Black★Joker【完結】
下着がセットかどうか悩んでた自分がバカみたい。
龍馬はあたしにそんなことを考えさせる余裕をくれなかった。
あたしの弱い部分を的確に攻めてくる龍馬の愛撫に、あたしは全身を震わせた。
「……龍馬……ちょっと、待って?」
全身が火照って息をするのも大変で。
龍馬の胸をポンッと叩くと龍馬はクスッと笑いながら首を傾げる。
「どうした?」
「何か……変なの……。自分の体じゃないみたいな変な感覚がして……」
「それを越えたらもっとよくなるかもよ?」
「……ダメだよ……。何か怖い……」
龍馬は震えるあたしの体をギュッと抱きしめる。