Black★Joker【完結】
「それにほら、美空の学校って頭いいじゃん?バイトしてる時間ないだろ?」
「そんなことないよ。優だってバイトしてたし」
「だーかーら、あいつは男だろ?で、どこでバイトする気?」
「何か言ってることがメチャクチャだよ?」
あたしがクスクス笑うと龍馬は「あーー、もう!!」と言いながら髪をクシャクシャとかきあげた。
「美空がバイト始めたら、会う時間減るだろ!それに、俺以外の男が美空にちょっかい出すだろうし。とにかく、バイトは禁止!」
「えー……どうしようかなぁ……」
龍馬の反応が少しだけおかしくて、からかい口調で煽る。
自分はずっとMなのかと思ってたけど、案外Sもいけるかも!!
すると、龍馬は急にあたしの首筋に唇を寄せた。