《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜
Drop☆1
セレブ→アルバイト!?
「ジョーダンじゃないわよ!」
パパのデスクにバン! と
手をついて、あたしはさけんだ。
「パパの会社で働けって、
どーゆーコト!?
なんかの嫌がらせ!!?」
このあたしに、働けなんて。
パパなりの、イヤミだと
しか思えない。
そーよ……あたしがパパの
思うとおりにならないから
って、こんな命令してるんだ。
やり方セコすぎだっつーの。
「そんなの、ゼッタイきかない。
お断りよ!」
あたしはそう言い捨てて、
さっさと部屋を出ていこうとした。
「亜莉紗(ありさ)、待ちなさい」
重苦しい声でパパが呼び止める。
――神月 亜莉紗
(かんづき・ありさ)。
それがあたしの名前。
数ヶ月前に、20歳になったとこ。
ちなみに、その20歳の
バースデイは、パリで迎えた。
ちょっと前まで留学してて
――つまりあたしは、
日本に帰国したばかりの、
帰国子女ってこと。
パパのデスクにバン! と
手をついて、あたしはさけんだ。
「パパの会社で働けって、
どーゆーコト!?
なんかの嫌がらせ!!?」
このあたしに、働けなんて。
パパなりの、イヤミだと
しか思えない。
そーよ……あたしがパパの
思うとおりにならないから
って、こんな命令してるんだ。
やり方セコすぎだっつーの。
「そんなの、ゼッタイきかない。
お断りよ!」
あたしはそう言い捨てて、
さっさと部屋を出ていこうとした。
「亜莉紗(ありさ)、待ちなさい」
重苦しい声でパパが呼び止める。
――神月 亜莉紗
(かんづき・ありさ)。
それがあたしの名前。
数ヶ月前に、20歳になったとこ。
ちなみに、その20歳の
バースデイは、パリで迎えた。
ちょっと前まで留学してて
――つまりあたしは、
日本に帰国したばかりの、
帰国子女ってこと。
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