《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜
「その『お前』ってのも
やめてよね!」
「んじゃ新人」
「そんな人をバカにした
よーな呼び方、アリエナイ
でしょ!?」
「だって名前覚えてねーもん」
…………。
もぉ、返す言葉が出ない。
よくもまぁ、名前も覚えて
ない相手と2人で飲もうと
思ったもんだわ。
「あたしには神――望月
亜莉紗って名前がちゃんと
あるのよ」
なんで今さらこっちが
名乗らなきゃいけないんだか。
しかもウッカリ本名言い
そうになっちゃったし。
「あぁ、そーいや蓮が
『アリィ』とか呼んでたな。
んじゃ、亜莉紗な」
そっか。
目が点になるって、
こーゆーことを言うのね。
「なんで下の名前っ!!?
名字があるでしょ、名字が!!」
ツバを飛ばしそうな勢いで
まくし立てると、爽介は
ちょっと身を引きながら
さも意外そうに、
「お前だって、オレのこと
爽介って呼んでるだろ」
「…………!!」
やめてよね!」
「んじゃ新人」
「そんな人をバカにした
よーな呼び方、アリエナイ
でしょ!?」
「だって名前覚えてねーもん」
…………。
もぉ、返す言葉が出ない。
よくもまぁ、名前も覚えて
ない相手と2人で飲もうと
思ったもんだわ。
「あたしには神――望月
亜莉紗って名前がちゃんと
あるのよ」
なんで今さらこっちが
名乗らなきゃいけないんだか。
しかもウッカリ本名言い
そうになっちゃったし。
「あぁ、そーいや蓮が
『アリィ』とか呼んでたな。
んじゃ、亜莉紗な」
そっか。
目が点になるって、
こーゆーことを言うのね。
「なんで下の名前っ!!?
名字があるでしょ、名字が!!」
ツバを飛ばしそうな勢いで
まくし立てると、爽介は
ちょっと身を引きながら
さも意外そうに、
「お前だって、オレのこと
爽介って呼んでるだろ」
「…………!!」