《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜
――――ビーッ。
ドアの向こうで、品のない
ブザーが鳴ってるのが聞こえる。
「……………」
しばらく待ったけど、
なんの応答もない。
仕方ないので、もう1回
押してみた。
でも、やっぱり応答ナシ。
――ちょっと……こんな
早い時間に来させといて、
出迎えなしってどーゆーことよ?
まさかとは思うけど、
向こうがすっぽかしって
ことはないでしょーね……。
あたしはイラついて、
インターホンのボタンを
連打してやった。
ビーッ、ビーッ、
ビーーーッ……!!
火災警報かってくらいに
うるさい音が鳴り響いてる
のが、ドア越しにでも
ハッキリ聞こえる。
「いい加減に出てきなさ――!」
さらに押してやろうと、
指に力を込めたとき。
ドタドタと大きな足音が
近づいてきたと思うと、
ドアがいきなり、奥に
向かってバッと開いた。
「だーっ、もーうるせーよっ!!」
――――え?
いきなりの罵声に、
あたしは一瞬思考が止まる。
ドアの向こうで、品のない
ブザーが鳴ってるのが聞こえる。
「……………」
しばらく待ったけど、
なんの応答もない。
仕方ないので、もう1回
押してみた。
でも、やっぱり応答ナシ。
――ちょっと……こんな
早い時間に来させといて、
出迎えなしってどーゆーことよ?
まさかとは思うけど、
向こうがすっぽかしって
ことはないでしょーね……。
あたしはイラついて、
インターホンのボタンを
連打してやった。
ビーッ、ビーッ、
ビーーーッ……!!
火災警報かってくらいに
うるさい音が鳴り響いてる
のが、ドア越しにでも
ハッキリ聞こえる。
「いい加減に出てきなさ――!」
さらに押してやろうと、
指に力を込めたとき。
ドタドタと大きな足音が
近づいてきたと思うと、
ドアがいきなり、奥に
向かってバッと開いた。
「だーっ、もーうるせーよっ!!」
――――え?
いきなりの罵声に、
あたしは一瞬思考が止まる。