《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜
「てゆーか、誤解がある
ようだから言っとくけど。
あたし、もう別にデザインの
勉強とかしてないから」
この言葉は、爽介を
驚かせたみたいだった。
爽介は眉をひそめて、
「なんでだよ?」
と突っ込んでくる。
「り、理由なんてないわよ」
「んなわけないだろ!
なんで? こっちでも
続けりゃいーじゃん」
「おっ、大きなお世話よ!
どーしようと、あたしの
勝手でしょっ!?」
バンッ!!
まっすぐな爽介の瞳に、
それ以上耐えられなくて。
気づくとあたしは、両手で
カウンターを叩いて、
立ち上がってた。
とたん、爽介だけじゃなくて、
バーテンとか他のお客さん
とか、みんなの視線があたしに
集まるのを肌で感じる。
「バカヤロ……
はた迷惑だから座れ」
爽介が強引にあたしの
右腕を下に引っ張ったんで、
あたしはふらつくみたいに
してもう一度椅子に座った。
「ゴメン……」
爽介のなじみの店なのに、
迷惑をかけちゃったのはたしか。
だから、か細い声でだけど謝る。
ようだから言っとくけど。
あたし、もう別にデザインの
勉強とかしてないから」
この言葉は、爽介を
驚かせたみたいだった。
爽介は眉をひそめて、
「なんでだよ?」
と突っ込んでくる。
「り、理由なんてないわよ」
「んなわけないだろ!
なんで? こっちでも
続けりゃいーじゃん」
「おっ、大きなお世話よ!
どーしようと、あたしの
勝手でしょっ!?」
バンッ!!
まっすぐな爽介の瞳に、
それ以上耐えられなくて。
気づくとあたしは、両手で
カウンターを叩いて、
立ち上がってた。
とたん、爽介だけじゃなくて、
バーテンとか他のお客さん
とか、みんなの視線があたしに
集まるのを肌で感じる。
「バカヤロ……
はた迷惑だから座れ」
爽介が強引にあたしの
右腕を下に引っ張ったんで、
あたしはふらつくみたいに
してもう一度椅子に座った。
「ゴメン……」
爽介のなじみの店なのに、
迷惑をかけちゃったのはたしか。
だから、か細い声でだけど謝る。