《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜
「ホンット気が短いヤツ
だな、オマエ」
「あんただってそうでしょ……」
「まぁ、押しつけるみたいな
言い方したのはオレも
悪かったよ。
けどさ……」
爽介は、そこでちょっと
考えるように間を置いた。
いい言葉を探してる――
そんな感じ。
「好きなことなんだろ?
マジで、やめる必要なんか
ねーじゃん。
あの携帯のデザインだって、
オレはすごくよく
出来てると思った。
グラデの作り方とか、
参考にしたくらいだからな」
……そうなんだ。
「多少素材が変わったって、
デザインはデザインだろ。
オマエ、センスあると思うぜ。
やめるなんてもったいねーよ」
「――あんたにセンス
褒められたって……
嬉しくもなんともないし」
―――ウソ。
ホントは――これは、強がり。
こんなふうに言われたら……
嬉しくないわけないじゃん。
だって、ね?
『やめるな』なんて言って
くれた人、初めてだよ?
だな、オマエ」
「あんただってそうでしょ……」
「まぁ、押しつけるみたいな
言い方したのはオレも
悪かったよ。
けどさ……」
爽介は、そこでちょっと
考えるように間を置いた。
いい言葉を探してる――
そんな感じ。
「好きなことなんだろ?
マジで、やめる必要なんか
ねーじゃん。
あの携帯のデザインだって、
オレはすごくよく
出来てると思った。
グラデの作り方とか、
参考にしたくらいだからな」
……そうなんだ。
「多少素材が変わったって、
デザインはデザインだろ。
オマエ、センスあると思うぜ。
やめるなんてもったいねーよ」
「――あんたにセンス
褒められたって……
嬉しくもなんともないし」
―――ウソ。
ホントは――これは、強がり。
こんなふうに言われたら……
嬉しくないわけないじゃん。
だって、ね?
『やめるな』なんて言って
くれた人、初めてだよ?