《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜
マジありえない。
こんなヤツ、今すぐパパに
電話してクビにして
やろーかしら。
怒りでプルプル震えて声も
出せなくなってると。
そいつの背後から、もう
ひとつ別の男のコの声が
聞こえてきた。
「爽介(そうすけ)、うるさいぞ。
周りに聞こえるから
いい加減にしろ」
足音と共に、声の主が姿を現す。
――こ、こっちもイイ男……!?
次にやって来たのは、
最初のムカつくヤツより
大人びた感じの人。
サラサラした黒髪に、
銀色の細いフレームの
メガネをかけてる。
やや細めの目と、スッと
通った鼻筋。
なんか、知的なイケメン
って感じ?
でも、背は最初のヤツより
まだもうちょっと高くて――
この二人が並ぶと、
ハッキリ言ってかなりの
インパクトだった。
「けど、貢(みつぐ)。
不審者だぜ?」
――誰が不審者よっ!!
振り返って後ろの彼に声を
かけた最初のヤツを、
あたしは無言でキッと
睨みつけた。
最初のヤツが、爽介。
後から来た方が、貢って
名前みたいだけど……。
こんなヤツ、今すぐパパに
電話してクビにして
やろーかしら。
怒りでプルプル震えて声も
出せなくなってると。
そいつの背後から、もう
ひとつ別の男のコの声が
聞こえてきた。
「爽介(そうすけ)、うるさいぞ。
周りに聞こえるから
いい加減にしろ」
足音と共に、声の主が姿を現す。
――こ、こっちもイイ男……!?
次にやって来たのは、
最初のムカつくヤツより
大人びた感じの人。
サラサラした黒髪に、
銀色の細いフレームの
メガネをかけてる。
やや細めの目と、スッと
通った鼻筋。
なんか、知的なイケメン
って感じ?
でも、背は最初のヤツより
まだもうちょっと高くて――
この二人が並ぶと、
ハッキリ言ってかなりの
インパクトだった。
「けど、貢(みつぐ)。
不審者だぜ?」
――誰が不審者よっ!!
振り返って後ろの彼に声を
かけた最初のヤツを、
あたしは無言でキッと
睨みつけた。
最初のヤツが、爽介。
後から来た方が、貢って
名前みたいだけど……。