《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜
まあ、マッキーいわくそこが
最大の難関らしいんだけどね。
でも、もうそろそろそれも
トレーニングに入ろうって
言われてた。
5番テーブルを片付けて、
食器を乗せたトレイを
片手に裏に入る。
食器は厨房の出入口の隣に
あるカウンターに置いて、
3時まではパティシエが、
それ以降はホールから人を
まわして洗うことに
なってるんだ。
今の時間は2時半だから、
あたしは『お願いしまーす』
と声をかけて、カウンターに
食器を積んでく。
「ハイりょーかい~」
一番近くにいた爽介が、
せっせとセットメニューの
デコレーションをしながら
返事を返してくれる。
爽介とはなんかイロイロ
あったけど、おかげで
最初の頃ほど険悪な仲じゃ
なくなってた。
まあ、フツーに話をする程度?
相変わらずエラそうなヤツ
なんで、しゃべってて
シャクに障ることは
しょっちゅうだけどね。
雫は――例の一件以来、
あたしからは一線引いてる
って感じ。
仕事でもごく最低限のコミケ
しかとってこないし、それ
以上に関わってくることとか、
絶対にない。
最大の難関らしいんだけどね。
でも、もうそろそろそれも
トレーニングに入ろうって
言われてた。
5番テーブルを片付けて、
食器を乗せたトレイを
片手に裏に入る。
食器は厨房の出入口の隣に
あるカウンターに置いて、
3時まではパティシエが、
それ以降はホールから人を
まわして洗うことに
なってるんだ。
今の時間は2時半だから、
あたしは『お願いしまーす』
と声をかけて、カウンターに
食器を積んでく。
「ハイりょーかい~」
一番近くにいた爽介が、
せっせとセットメニューの
デコレーションをしながら
返事を返してくれる。
爽介とはなんかイロイロ
あったけど、おかげで
最初の頃ほど険悪な仲じゃ
なくなってた。
まあ、フツーに話をする程度?
相変わらずエラそうなヤツ
なんで、しゃべってて
シャクに障ることは
しょっちゅうだけどね。
雫は――例の一件以来、
あたしからは一線引いてる
って感じ。
仕事でもごく最低限のコミケ
しかとってこないし、それ
以上に関わってくることとか、
絶対にない。