《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜
あたしはジレて二人に
詰め寄った。
それでようやく、貢が
ちょっと後ろに下がって、
あたしに中に入るように促す。
「じゃあ来て。こっちだ」
そう言ってサッサと先に
たって歩き出したので、
あたしは小走りでついてった。
ドアを入ると狭い廊下が
あって、通路が左右に
別れてる。
貢は右に進んだけど、
爽介は
『オレは戻ってるわ』と
貢に声をかけて、左側に
消えてった。
貢は、ロッカールーム、
休憩室、とプレートの
かかったドアを素通りして
いちばん奥にあるドアの
前で立ち止まると、
「ここだ」
チラッとあたしを振り
返ってそれだけ言って、
ドアをノックした。
ドアプレートには
マネージャールームって
かかってる。
「新条さん、一ノ瀬です」
貢の苗字は一ノ瀬ってゆーんだ。
てゆーか今さら気づいたけど。
貢の服装――コック服だ。
それに、さっきの爽介って方も。
詰め寄った。
それでようやく、貢が
ちょっと後ろに下がって、
あたしに中に入るように促す。
「じゃあ来て。こっちだ」
そう言ってサッサと先に
たって歩き出したので、
あたしは小走りでついてった。
ドアを入ると狭い廊下が
あって、通路が左右に
別れてる。
貢は右に進んだけど、
爽介は
『オレは戻ってるわ』と
貢に声をかけて、左側に
消えてった。
貢は、ロッカールーム、
休憩室、とプレートの
かかったドアを素通りして
いちばん奥にあるドアの
前で立ち止まると、
「ここだ」
チラッとあたしを振り
返ってそれだけ言って、
ドアをノックした。
ドアプレートには
マネージャールームって
かかってる。
「新条さん、一ノ瀬です」
貢の苗字は一ノ瀬ってゆーんだ。
てゆーか今さら気づいたけど。
貢の服装――コック服だ。
それに、さっきの爽介って方も。