《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜
「でも―――」
あたしはとてもそんな
楽観的には考えらんないわよ。
「マッキーだって、きっと
もうあたしに愛想つかしてるわ」
「は?」
それを聞いた爽介は、
まるでくだらない冗談でも
聞いたみたいに、曖昧な
笑みを浮かべた。
そして、コトリとマグカップを
カウンターに置くと、
「だいじょーぶだっての。
お前、もうちょい自分の
仲間を信じろ」
「え――――?」
『仲間』って言葉に。
なぜだか、トクンと心臓が
はねた。
「お前がなんで怒ったのか、
オレも蓮もわかってる。
わかっててただ責めるほど、
薄情なヤツらじゃねーよ。
迷惑かけたことは、謝ればいい」
「……………」
爽介のセリフを、頭の中で
もう一度繰り返して。
そのイミを、そして真偽を
確かめようと、深く深く、
考えてみる。
でも――あたしの中で、
その答えはどうしても
出なかった。
あんな迷惑かけといて、
ホントに謝るだけで許して
くれるのかな?
またあたしに、丁寧に仕事
教えてくれるのかな。
あたしはとてもそんな
楽観的には考えらんないわよ。
「マッキーだって、きっと
もうあたしに愛想つかしてるわ」
「は?」
それを聞いた爽介は、
まるでくだらない冗談でも
聞いたみたいに、曖昧な
笑みを浮かべた。
そして、コトリとマグカップを
カウンターに置くと、
「だいじょーぶだっての。
お前、もうちょい自分の
仲間を信じろ」
「え――――?」
『仲間』って言葉に。
なぜだか、トクンと心臓が
はねた。
「お前がなんで怒ったのか、
オレも蓮もわかってる。
わかっててただ責めるほど、
薄情なヤツらじゃねーよ。
迷惑かけたことは、謝ればいい」
「……………」
爽介のセリフを、頭の中で
もう一度繰り返して。
そのイミを、そして真偽を
確かめようと、深く深く、
考えてみる。
でも――あたしの中で、
その答えはどうしても
出なかった。
あんな迷惑かけといて、
ホントに謝るだけで許して
くれるのかな?
またあたしに、丁寧に仕事
教えてくれるのかな。