《完》極上☆SWEETS!! 〜愛しのショコラ・プリンス〜
「マッキー……」
さっき、マッキーが一生懸命
伝えようとしてくれたけど、
あたしが理解できなかったこと。
それを話そうとしてるんだ
ってわかって、あたしも
真剣に彼を見返した。
マッキーはひとことひとこと
ゆっくりと、
「ボク達は、お客様全員に
幸せな気分になって帰って
もらえるように、いつも
努力しなきゃいけない。
それは、あの女性だって
そうなんだよ」
――あのオバサンを、幸せに?
「だってあの人はクレーマーで、
うちの商品を買う気なんて
ないじゃない。
それでもそんな努力
しなきゃいけないの?」
「それでもだよ。
そういう行為でも――この
店を選んで来店してくれれば、
それは『お客様』だから」
「…………」
マッキーの言ってること、
筋は通ってるのかなって思うよ。
それに、どんなお客様でも
礼儀正しく接した方がいい
なんてことは、考える
までもなく明らかだし。
でも―――。
さっき、マッキーが一生懸命
伝えようとしてくれたけど、
あたしが理解できなかったこと。
それを話そうとしてるんだ
ってわかって、あたしも
真剣に彼を見返した。
マッキーはひとことひとこと
ゆっくりと、
「ボク達は、お客様全員に
幸せな気分になって帰って
もらえるように、いつも
努力しなきゃいけない。
それは、あの女性だって
そうなんだよ」
――あのオバサンを、幸せに?
「だってあの人はクレーマーで、
うちの商品を買う気なんて
ないじゃない。
それでもそんな努力
しなきゃいけないの?」
「それでもだよ。
そういう行為でも――この
店を選んで来店してくれれば、
それは『お客様』だから」
「…………」
マッキーの言ってること、
筋は通ってるのかなって思うよ。
それに、どんなお客様でも
礼儀正しく接した方がいい
なんてことは、考える
までもなく明らかだし。
でも―――。